yamakuni
瀬戸内海産 いりこ(大羽)入荷しました。
瀬戸内海で獲れる上質ないりこ。
大羽は、魚本来の深みのある強いだしがとれます。

「いりこ」と聞いてピンとこない方もいるでしょうか?
一般的に、関東の「煮干し」が、関西では「いりこ」と呼ばれているそうです。
日本の食は「だし」無しで語れないくらい、身近な存在ですから、地域によって個性があるのは当然のことかもしれません。

讃岐うどんで知られる香川県では、その「いりこ」だしが欠かせません。
瀬戸内海で獲れる片口いわしを、新鮮なうちに加工し、長年の経験により上質なものだけを選り分けたのが「銀付いりこ」。
上質ないりこで取っただしは、きれいに澄んでいるのに、上品な旨味が凝縮して、体の奥深くまで染みわたるようです。

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「やまくに」は明治二十年に卸小売の鑑札を受けて以来、瀬戸内海産の中でもさらに選りすぐりの上質な「いりこ」を、125年にわたって届けてきた会社です。

拠点となる観音寺は、西讃と呼ばれる香川県の西端に位置し瀬戸内海に面しています。
瀬戸内海は、遠浅で海流が緩やかなため、骨や身が柔らかい片口いわしが育ちます。
いりこの製造は、鮮度が命。瀬戸内海では、水揚げから茹で上げ、乾燥するまでを非常に短時間でできるため、抜群の鮮度を維持でき、酸化防止剤などを一切使用しない完全無添加の自然食品として提供しています。