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山田春美さんのガラス器は、キルンキャストというガラスの鋳造技法で制作されています。
粘土やワックス(蝋)などで成形した原型を耐火石膏で型取りします。そうして出来た石膏型の中にガラス粒を入れて焼きます。(焼成の温度は850℃)
焼き上がったら型を壊してガラスを取り出します。石膏型の型肌がガラスに残るので、石膏粉を落とし磨くうちに、このようなすりガラスの手触りになります。
フルーツを盛りつけるとガラスに果物の色が透けてきれいです。
こんな暑い日は、かき氷をこの器で食べたらより美味しく感じそうですね。