fuku_Fotor
母の仕立てる服は、京都や奈良の生地屋、大阪の繊維街、ときにはバリ島で買い付けた生地から生まれます。
そして、どれも一度必ず水になじませてあるので、洗濯しても縮むこともなく、肌触りもさらっと心地よいのです。

“風が通る服” がテーマだという母に、
『私、風が通る籠でいこうと思っててん真似せんといて!』
と言うと、
『風が通らへん籠なんかないやろ、真似せんといて』
と言われ、負けました。

この深藍色の麻トップスは、デザインもシンプルで夏もさらりと着やすい。
サルエルパンツはインドネシアで買い付けたusedの生地で仕立てたそう。

私が着ると現地人みたいになるのですが、誰か素敵に着こなしてください!因みに手提げ籠は Puntoに並ぶものです〜◎
文 橋本千菜美