福岡県みやま市にある筒井時正玩具花火製造所の花火各種、今年も入荷しました!
線香花火は2種類、1つは“スボ手牡丹”と呼ばれる、関西地方を中心に親しまれてきたもの。一方、カラフルな和紙で縒られた“長手牡丹”と呼ばれるものは、関東地方を中心に親しまれてきたもの。それぞれ日本人の美学が詰まった美しい花火です。
西の線香花火 スボ手牡丹 ¥ 600(税別)
300年変わらない線香花火の原形です。線香花火はワラスボの先に火薬を付け、それを香炉に立てて火をつけて遊んでいたことが、始まりだと言われています。米作りが盛んな関西地方には、ワラが豊富にあったため、このスボ手牡丹は関西地方を中心に親しまれてきました。
現在、国内でこの花火を製造しているのは筒井時正玩具花火製造所のみとなりました。
西の線香花火の正しい遊び方。 ※下を向けると玉が落ちます。斜め上に向けましょう。※風がないと咲きません。息を吹きかけましょう。
東の線香花火 長手牡丹 ¥ 600(税別)
昔なつかしい線香花火です。関西から伝わる際、関東地方では米作りが少なく紙すきが盛んだったため、ワラの代用品として紙で火薬を包んで作られました。そのため、この長手牡丹は関東地方を中心に親しまれ、その後、スタンダードな線香花火として全国に広がっていきました。
蕾→牡丹→松葉→散り菊 変化を楽しめ、スボ手牡丹に比べて燃焼時間が長いのが特徴です。
夏の夜のお楽しみに、ご家族やお友達と良い時間を過ごしてもらえたら。