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沼野秀章さんが器をつくる時の原動力の1つになっているのが音楽。
「刻ム音」「落書き」「夜明け前」…。
器にはそれぞれのシリーズ名が付けられています。
音楽を聴いて感じたものを器に刻み込み表現している模様は、日常使いの器でありながら特別な印象が残ります。
ヨーロッパの街並みの古い石壁のような風合い。

2019numano
釉薬マンガンを使用したものは使い込むほどに表情を変え、経年変化も楽しめるうつわです。

器の裏にある溝は、器の顔となる部分のデザインでもあり、洗って伏せた時に高台内に溜まる水が切れやすくなるようにと入れているそう。洗い終わった後のことも考えられてつくられているというのも使い手にとって嬉しいことですね。

あたたかい汁物がより美味しく感じられる季節。是非この機会にお気に入りのうつわとの出会いを楽しんでもらえたら!